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- 作者: 柏木博
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2017/08/30
- メディア: 単行本
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本屋に行ったら、目立つように置かれていたのでパラパラと立ち読み。
まだどうこう言えるほど、内容を読めてはいないので備忘録として。
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2歳でスクリーンデビューした、とある外国人モデル兼女優が好きになって、その子の写真をよく検索しては可愛いなあと成長をおいつづけている。
成長を見守りはじめたのは、その子が12歳になってから。今はもう19歳になって、随分と大人びてしまった風貌に日々驚いている。
大人っぽいって、何をみてそう思うんだろう。目鼻立ちがしっかりするとそう見えるとはよく聞く話だが、女性はメイクで随分と変わるし。
身長や鼻の高さか、肌の質感なのか、服装やメイクの嗜好なのか。未だにわからないが、漠然と「大人になったなあ」と感じさせる。
12歳のときの顔に感じた、まろやかさ(と形容するのが的確かはわからないが)が、日々刻々と失われ、どこか寂しさすら感じる。
変わることを許容すべき、という自分の中の方針に背くこの感情の整理は、まだできていない。
それでも、どうにか受け入れようとしてはいる。
何が言いたいかよくわからなくなってきたが、自分の子供ならどうだろうか。成長できることを嬉しく感じることから、こんな寂しさは抱かないんだろうか。それとも、巣立ちを予感させて別の寂しさが生じるのだろうか。わからない。
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さらに面白いことに、身近な人に聞いてみると(どうやら彼も視覚優位な方ではあるが)私と決定的に違う点が一つ。
私は二次元の画像で思い出し、彼は三次元よりの映像で思い出すらしい。
曰く、DVDのチャプターのようにストーリーが一列に並んでいて、あの辺りだなとコマを切り出す感覚。
それは幼少期のピタゴラスという磁力でつなげる立体パズルの賜物らしい。
だから算数の展開図問題は間違えたことがないと。
- 出版社/メーカー: ピープル
- 発売日: 2006/05/20
- メディア: おもちゃ&ホビー
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なるほどねー。
私も展開図の問題は得意だったが、このパズルもパネキットも遊んだことがない。
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じゃあ、一体どこからくるものなんだ?
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物事を記憶するとき、自分はどうやら視覚情報が聴覚情報よりも優位にはたらいているようなことに気付く。
気付くと言っても、前から薄々と感じていたことではあるけど。
それぞれこんな特徴があるらしい。
【視覚優位の特徴】
・空間認知が得意、何かを図で認知するのが得意
・人の顔を覚えるのが得意
・ざっと見ただけで、全体の関係性を理解できる
・フレーズや歌詞を覚えるのが苦手
・ごちゃごちゃしている部屋が苦手
・頭のなかで、言語ではなく映像を使って思考する(映像思考)
・識字障害(ディスレクシア)がある、記憶に問題がある【聴覚優位の特徴】
・人の顔を認知できない(相貌失認)、記憶するのが苦手
・人の顔を認知できないため、コミュニケーションが苦手
・時間を追って、段階的に理解するのが得意(経次処理)
・全体よりも細かいことに関心を示す
・フレーズや歌詞を覚えるのが得意
・リスニングが得意
・BGMを思わず聴いてしまい、集中できない
引用元: http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/25781
図で認知すること、会った人の顔を覚えること、映像思考は当たっている。
だからなのか、想像できない事象はさっぱり頭に入ってこない。
論文はメモか図を描きながら、もしくは丸で囲った部分や線を引いたところをつないで読み進める。
その弊害だと思うが、文章はディスプレイじゃ読めない。
ただ、歌詞を覚えるのは得意。「よく歌詞まで覚えてるね」と驚かれることが多いし、文言の丸暗記は大体替え歌にして覚えている。
他の人も大体同じだろうと思っていたので、記憶のプロセスが違うということに驚きっぱなし。