2歳でスクリーンデビューした、とある外国人モデル兼女優が好きになって、その子の写真をよく検索しては可愛いなあと成長をおいつづけている。
成長を見守りはじめたのは、その子が12歳になってから。今はもう19歳になって、随分と大人びてしまった風貌に日々驚いている。

大人っぽいって、何をみてそう思うんだろう。目鼻立ちがしっかりするとそう見えるとはよく聞く話だが、女性はメイクで随分と変わるし。
身長や鼻の高さか、肌の質感なのか、服装やメイクの嗜好なのか。未だにわからないが、漠然と「大人になったなあ」と感じさせる。

12歳のときの顔に感じた、まろやかさ(と形容するのが的確かはわからないが)が、日々刻々と失われ、どこか寂しさすら感じる。
変わることを許容すべき、という自分の中の方針に背くこの感情の整理は、まだできていない。
それでも、どうにか受け入れようとしてはいる。

何が言いたいかよくわからなくなってきたが、自分の子供ならどうだろうか。成長できることを嬉しく感じることから、こんな寂しさは抱かないんだろうか。それとも、巣立ちを予感させて別の寂しさが生じるのだろうか。わからない。