記憶力に良い影響を与える食品をよく見るが、一体どの程度から「物覚えが悪い」ことなんだろうか。
多かれ少なかれみんな心当たりがありそうなもので。
ちなみに、自分はカタカナに弱い。
いつも2文字目と3文字目をひっくり返して覚えてしまうのは、良くないことなんだろうか……?
ただ、歌詞の記憶力は人より良いと思う。
個人差がある記憶の特性って、どこまでわかっているんだろう。

凹んでる時は大抵体の調子が悪いか、空腹か、寝不足か。だからそこを満たせばOKというのが今までの見解だった。
今は、そういう状況が積もり積もってナーバスになってるからこそ、他人の言動に違和感を感じると自分が悪いことをしたかのように思えて凹むことが多い。みたいだ。

一人称は、誰しも成長の過程で意識的に変えてきたはず。
それは「こうでありたいという自身の理想」を、ある年齢やある時から演じ始め、その後それが定着していくようなものではなかろうか。

一人称に限らず、親の呼び方も変えてきたと思う。
相手によって一人称や二人称を変えることも当然あるはずだ。
それはきっと相手と自分の関係を、呼称を変化させることでつくりあげて、結果的に自分を理想に近づける行為であるように思う。

当初は何かしながら観る、そこまで集中せずに音だけ聞いて楽しむ3度目の視聴だった。
それが後半になるに連れ、映画館で観たときの感情が一挙に溢れてきて、最後は手を止めて(結果的に作業が終わってたからというのもあるが)随分と見入ってしまった。
かなりの良作、いや、過去一番よくできている映画のひとつだと思うので是非見て欲しい。
Amazon Videoにあるので、プライム会員は無料でこんなにいい作品が観れる。

視聴後もその熱は冷めず、ひたすら解釈文を読んで今やっと終えた。
以下のサイトが、かなり詳しい。
(ネタバレ注意)
http://www.rsch.tuis.ac.jp/~ito/research/TTSS_description/TTSS_description.htm

ストーリーを理解するに十分な説明がなされていることは勿論、ところどころにある筆者の思想に、深く共感できて、本当に良い。
特筆すべきは、詩の全文などを引用していること。リンクが切れたり、リンク先がなくなっていても、ここに立ち戻ればいいだけの話。ありがたい。


特に気に入った部分。

人にはしばしば、自分の心の怒りに負けて、自分にたいして心を寄せてくる者に対して、嵩に懸かったように怒鳴りつけるという態度に出てしまうことがある。
相手が心寄せてくるほどに、それに甘える弱い心の叫び。これもよくわかる。
ジム・プリドーもそうした普通の、あるいは普通よりもっと純粋で無垢なところの大きい人間であることもわかる。

これを読んでから調べたくなったこと、自分の中で敷衍させるべきことがたくさん。

あと、ラストのLa Merは何度聞いてもいい。すごくマッチしている。

風邪をひいた。自分の鼻声は気弱そうな、甘えた声だから時々嫌いで、時々好き。

自分の声を録音して聞くと、自分の声じゃないように感じるのは
ヒトの脳と頭蓋骨に秘密があるらしい。
http://karapaia.com/archives/52193189.html